富士宮

7月16日(火)、第1回(仮称)流通・小売部会が開催されました

7月16日(火)、富士宮清掃(有)会議室にて、第1回(仮称)流通・小売部会が開催されました。

参加者:赤池、阿久澤、稲原、宇佐美、遠藤(嵩)、大澤、河村、草ケ谷、佐野(充)、塩川(拳)、竹内、外木、西躰、細野、深澤、宮下、望月(俊)、望月(知)、望月(史)、渡邉(昭)、渡辺(一)、渡邉(卓) 合計:22名

これは、厳しい状況に晒されている流通・小売関係の会員が集まって、どうしたらこの状況を打開出来るのかを定期的に討議する場として、今回新しく発足した会議体です。

支部長挨拶、部会の趣旨説明をした後、一人2分程で自己紹介と自社を取り巻く現況、この部会への参加動機を発表してもらいました。

どの会員も「売上げをつくる」ことに四苦八苦している現況が、改めてはっきりと浮き彫りにされました。

自己紹介の後、流通を主体とするグループと、小売を主体とするグループの二つに分かれて、グループ討論でさらに深堀りを行ないました。

予定の時間を大幅にオーバーしてグループ討論が行なわれ、流通・小売共通の問題としては、これからますます加速化する人口減少社会によるパイの縮小と、異業種参入による競争の激化の2点が挙げられました。

小売グループのまとめとしては、大企業の進出とインターネットによって、苦しい戦いを強いられていること、特に、インターネットがあらゆる面で大きな影響を及ぼしていることが報告されました。

流通グループのまとめとしては、大企業の進出によって立ちいかなくなった小売店がどんどん廃業をしていることと、大企業の囲い込み(発注が地元中小企業から大企業のグループ企業へ)が進んでいることの2点により、売り先を失っていることが報告されました。

最後に、竹内昭八氏より、「単に商品を仕入れて得意先に納品するだけの形態では、生き残ることは不可能な時代になっている。売り手にも買い手にも価値のある取引をどう構築し、地域で必要とされる企業となるために、ここで議論を尽くし、自らの頭で考え、行動し、協業し、前を見て進むしかない」というまとめで、第1回目の部会が終了しました。

次回は、より具体的な課題で議論を深めていきたいと思います。


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