富士宮

第42回青年経営者全国交流会in奈良 その4

2日目の全体会の前後、奈良に残った3人(宇佐美、朝日、稲原)で、あちらこちらと観光をしてきましたので、その様子を少しアップ致します。

8時に全体会場で受付を済ませた後、沼津支部の梶川さんを加えた4名で、まずは東大寺南大門へと向かいました。

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朝からスケールの大きさに圧倒されます。左奥に見える建物は、前日に分科会の会場となった東大寺ミュージアムです。

南大門を越えてさらに北へ進み、中門まで行ったところで梶川さんは全体会場に戻りました。

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受付を済ませて中に入ると、大仏殿が見えてきます。木造とはとても思えないスケールで圧倒されてしまいます。

中に入ると大仏様が鎮座しております。写真撮影が可能というのが少し嬉しかったりします。

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角度を変えて見るとそのスケールの大きさがまた違って見えます。気が付いたら口をポカンと開けていました。

脇に、その上に大仏様が鎮座しているという、蓮の葉のレプリカが置いてありました。

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とても細かい模様が書かれているのですが、近づいて良く見ると、とてもポップです。

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ヘタウマな絵で、この時代に蛭子能収さんのような方が一生懸命掘っていたことを想像すると少々笑えてきました。

大仏殿を後にして東へ歩き、二月堂に向かう途中のお茶屋さんの前で、たくさんのシカを見かけました。

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「シカせんべいをあげると、楽しい(ことが起きる)よ」と朝日さんに言うと「よし、やるか」と、朝日さんはお金を入れてシカせんべいが入っている箱のフタを開けようとしました。
その瞬間、今まで全く知らんぷりをしていたシカたちがそれに気付き、一斉に朝日さんに向かって走り出し、あっという間に朝日さんを囲んでしまいました。
ハーレム状態の朝日さん、スーツも舐められ大変な目に会いましたが、奈良初体験の朝日さんには、とても良い旅の思い出が出来たと思います。

無事?せんべいやりも終わり、さらに上へと登って行くと、二月堂が見えてきました。

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せっかくだからと二月堂の上まで登ると、眼前には奈良の広大な景色が広がっていました。
(この景色は、見る価値が絶対にあります)

二月堂を後にして、奈良公園を南に向かって歩き、全体会場へと戻りました。

全体会後、春日大社に向かう途中の春日荷茶屋で昼食をとりました。

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月替りのお粥(万葉粥)と柿の葉寿司と葛もちのセットを頼みましたが、久し振りに胃に優しい食事でした。(泡の出る飲み物も、久し振りにナシでした)

昼食後、春日大社に向かいます。あれだけのシカに囲まれてシカ好きになったのでしょうか、朝日さんがシカに近付いて写真を撮っています。

s-P1000841(春日大社をバックにシカを撮る朝日さんを撮るの図)

春日大社は本殿が改修工事中でしたが、たくさんの見どころがコンパクトにまとまっていて、東大寺とはまた違う良さがありました。

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特に、藤波之屋という場所では、年に3回しか行われない万燈籠(春日大社に奉納された3,000基の燈籠全てに浄火をともす)が再現されていて、息を飲むほどの幻想的で美しい光景を見ることが出来ました。(明りはロウソクではなく、LEDでした)

春日大社を後にして、南に向かって歩き出しましたが、すぐに鬱蒼とした森となり、先ほどまでの賑やかさがウソのように静かな山道を三人で歩いて行きました。
山道を下りた先に、志賀直哉旧居があります。

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昭和4年に完成した滋賀直哉旧居は、志賀直哉自身が設計し、それを京都の数寄屋大工の名工が建てたということもあり、全体的に軽やかで遊び心に溢れた建物でした。

滋賀直哉旧居を後にしての帰り道で、浮見堂猿沢の池興福寺の五重塔や三重塔などを眺めながら、最後は東向通り商店街を通って近鉄奈良駅に到着しました。

s-P1040834 (時間が無くて遠くから眺めただけの浮見堂です)

時間ギリギリで予定していた特急電車に飛び乗り、30分ほど揺られながら京都駅に到着して、今度はJR京都伊勢丹でお土産を買い漁ります。
今回は、朝日さん大推薦の阿闍梨餅をお目当てにしたのですが、行ってみると10人ほどの行列が出来ていて、1本早い電車を選んで大正解でした。
さらに、こちらも行列していた551蓬莱で豚まんを買い、駅に戻ったところで静岡で打ち合わせのある朝日さんと別れました。

残った二人は、祇園に移動してさらに観光を続けます。気が付いたら2万歩以上歩いています。

お昼があっさりとしたものだったこともあり、早い時間にお腹が空いてしまいました。
ふと見ると「天下一品」の文字が目の前にありました。昨晩のリベンジを兼ねて再突入です。

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さすが、天下一品の地元である京都。本店に近い味で宇佐美さんにも満足して頂けました。
スープを全て飲み干し「明日もお待ちしてます。」を表示させるのが、昔からのお約束です。

お腹が一杯になったところで、親子ガメと言われたボロボロカバンの後継者探しです。
今回、帆布カバンの購入は、信三郎帆布ではなく、㐂一澤にて行ないました。

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㐂一澤は、一澤帆布でデザインを担当していた、四男が2010年から始めたお店です。
一澤帆布の流れを汲む、昔ながらの質実剛健なデザインの商品ばかりで、 昔からのファンにとっては嬉しいお店です。

その後、田中漬物舗で抜群においしいしば漬けを買い、裏小路をフラフラと河原町まで歩き、京都駅に戻って無事観光終了となりました。

普段、なかなか行くことが出来ないエリアへ行く切っ掛けになる全国大会、大会も勉強になりますが、こうやって前後で観光することもまた大いに勉強になりますので、是非、多くの人にチャレンジしてもらいたいと思います。

参加されたみなさま、お疲れ様でした。


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