6月青懇の報告
6月28日、株式会社ダスキン富士宮に於いて、同社取締役会長 渡辺清高氏による講演「経営は社会科学である」が開催されました。
冒頭、同社社員作成による会社紹介映像(約20分)を上映。創業から現在に至るまで、同社が時代と共に変化・成長していく歴史・過程が非常によくわかる内容でした。
その後「伝えたいことがたくさんある」ということで、しっかりと作りこまれた7ページのレジュメに沿って、話が進められました。
渡辺氏の生誕から、学生時代、国鉄入社、教員時代の話と続き、教員を辞職し同社入社までのお話の中で、自身は「『経営者』というよりも(教員時代の経験から)、『教育者』としての人生観を全うしてきた」と言います。
基本的な生活習慣が非常に重要であること、自らの営業経験から学んだこと、経営は「人」が重要であるとの考えを、豊富な経験と実体験からお話し頂きました。また本を非常によく読まれるということで、まさに知識が溢れだすように、様々なお話が展開されました。
氏が昭和51年、船井幸雄氏(船井総合研究所)の講演で学んだ「人生で成功する三つの条件」を、その後40年間の人生の指針とされたそうですが、今回の講演はこの指針が軸になっていたと感じます。
1、勉強好きであること
2、素直であること
3、プラス発送であること
青懇メンバーにとっても、まさに目の前にある現実や問題に対して、どのように取り組んでいけばよいのかという事を学ぶ機会になったと思います。
参加者:22名
青懇副部長 中村 仁(中村社会保険労務士事務所)