富士宮

富士宮支部2月例会 東海製蝋 阿久澤氏が深く語る!

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2月10日、志ほ川にて富士宮例会を開催。昨年11月に行われた愛知同友会「あいち経営フォーラム」にて、分科会での報告者を務めた阿久澤太郎氏(株式会社東海製蝋)の凱旋報告の色合いが濃い例会となりましたが、現状の富士宮支部の勢いをそのまま反映してか、用意した座席が足りなくなる事態が生じるほど盛況でありました。

日本の「灯」の歴史に残るローソク創り~市場創造のプロセス~と題して、価格競争を避け専門店市場を開拓していった経緯や、その専門店における対面販売から隠れたニーズの発掘により、市場の創造と新製品の開発を同時に行ってきた背景を語っていただきました。

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また、阿久澤氏自らが先頭に立って行われる新製品の開発に関しては、経営理念の理解とその過程での失敗に触れ、本当の意味で社員一丸となって進めていくことの素晴らしさを、新製品として形のあるものに表現され、まさに経営理念の実践を、その経営理念の象徴といえる製品の開発を通して、社員だけではなく消費者や顧客、取引先に至るまで、目的と理念の共有を計っているとの事でありました。

そして、何よりも阿久澤氏の同友会に懸ける想いは、支部の先輩経営者からいただいた言葉より「新たな気づき」を体感し、経営者として成長をし続けている今の自分を、ありのままさらけ出している姿勢に表れているように感じました。先代の社長から受け継いだバトンを、しっかりと自分の物とし、新たに独自性をプラスした会社経営には、支部内の多くの二世経営者が望む一つの道標として、若手会員のリーダー的役割を期待せざるを得ないほど報告内容はディープインパクトでありました。  阿久澤氏の詞を借りて、「ローソクを灯せば日本が変わる」ならば、阿久澤氏が動けば富士宮支部も変わる。そんな気もします。

報告:渡辺一弘 株式会社ダスキン富士宮
 


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