富士宮中小企業大学 市民公開講座 9月28日開講!
市内の中小企業経営者や市民の方を対象として、本年度も下記のとおり平成22年度『THE大学OF富士宮』を開校いたします。多くの方の受講をお待ちしています。
第一講(入学式)9/28(火)
★テーマ:宗教 「親鸞」
★講 師:静岡大学 山下 秀智 名誉教授
「善人なほもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」逆説的な言葉で私たちに語りかける親鸞。法然を師と仰ぎ「南無阿弥陀仏」を唱えることにより浄土への道を指し示した。越後への流刑、妻帯、東国布教、「教行信証」の完成。90年間浄土を求めながら世俗のしがらみの中で生きた親鸞の生き方を学ぶ。
第二講 10/5(火)
★テーマ:社会学「現代の疎外論」
★講 師:静岡大学 情報学部 笹原恵 教授
人はなぜ崩れていくのか、突然隣の生徒を刺した女子学生、うつ病の広がり、無差別殺人、毎年3万人を超える自殺者など、高度成長の終焉とともに自信を失ってしまったかのような日本。追いつめられた人間の疎外感を見つめながら、現代を捉え未来を展望する。
第三講 10/12(火)
★テーマ:環境「地域社会と生物多様性」
★講 師:東京都立大学 環境情報学部 涌井 雅之 教授
(愛・地球博 会場演出総合プロデューサー、TBS「サンデーモーニング」コメンテーター)
地球上の生き物は、さまざまな環境に適応して進化し、3,000万種ともいわれる多様な生き物が生まれた。私たち人間にとっても多様な生物の恵みの中で暮らしている。今、地球環境の悪化の中、恐ろしいスピードで種の絶滅が進んでいる。この現実をどのように捉えていいのか考える。
第四講 10/19(火)
★テーマ:文化「日本文化の源、古事記、日本書記を読む」
★講 師:静岡大学 人文学部 上利博規 教授
イザナギ、イザナミの結婚と日本列島の誕生、神々の出産、アマテラスとスサノオ、出雲神話、山幸彦と海幸彦に続く日本の神話を読みながら、日本最初の歴史書の意義を考える。
第五講 10/26(火)
★テーマ:アジアの歴史「イ・サンの世界」
★講 師:静岡大学 人文学部 大野旭 教授
NHKドラマで人気のイ・サン。物語の中で垣間見られる朝鮮の姿。1392年朝鮮王朝が成立、以後518年に渡り政権を維持してきた。東アジア最長の政権の成立から滅亡までを、日本、中国との関係の中から考察する。
第六講(卒業式) 11/9(火)
★テーマ:医学「伝染病の脅威」
★講 師:静岡大学 碓氷 泰市 理事・副学長
今、猛威を振るっている口蹄疫、昨年の新型インフルエンザ、さらにO-157、鳥インフルエンザ、ペストなど人類に襲いかかる伝染病、これらの原因は何かを探るとともに、将来の危機についても考える。
■時 間 19時00分~21時00分まで
■場 所 富士宮市役所 7階 710会議室及び特大会議室
■受 講 料 5,000円(全6回分)
※講義ごと受講希望の方はご相談下さい。
■定 員 80名(先着順)
■申込み方法 下記のいずれかに電話にて申込後、受講料を振込み口座にお振込み下さい。
◎中小企業大学事務局(黒松税理士事務所内)
℡ 0544-26-4250 fax 0544-27-9915
◎富士宮市役所商工観光課・工業労政係
℡ 0544-22-1154 fax 0544-22-1385
振込み口座 富士宮信用金庫淀川支店 普通 口座番号 0154514
口座名 富士宮市中小企業大学 事務局 黒松健太郎
主 催 静岡県中小企業家同友会富士宮支部(中小企業大学事務局)
富士宮市環境経済部商工観光課
※PDF版資料はこちらからダウンロード下さい。
http://www.doyu-fujinomiya.com/data/2010/sccf2010.pdf