富士宮

富士宮市中小企業大学 第一講報告:宇宙その未知なるもの

富士宮市中小企業大学 第一講報告

10月7日 第六回富士宮市中小企業大学が開講しました。

 入学式で小室市長(学長)と池谷支部長の挨拶があり、早速第一講、静岡大学理学部の青山教授による、「宇宙その未知なるもの」の講義が開始されました。

 冒頭、「万有引力の法則」そして「大気の重さ(質量)」を意識に置くよう注意を受け、「宇宙と我が銀河」「その誕生から現在、そして未来」「星の一生」について、解かりやすく解説していただきました。

 138億年前に量子的「ゆらぎ」から起こったビッグバン、そして超加速の「インフレーション」、40万年後の「宇宙の晴れ上がり」。瞬間と言っていい時間で生まれた宇宙が、138億年後の現在またインフレーシヨンで拡大している。

 核融合を繰り返すことによって生まれた宇宙、銀河、我が太陽系だが、構成要素の中で証明されているのは、わずか、4%のバリオン物質に過ぎないということ。

 先生はまとめで、「プラトンの説く「イデア」(感覚では捉えられず、思惟によってのみ得られる)が肝要だ、そこに叡智を注ぐ」と締められた。

 いつものごとく講義の後、先生を囲んで楽しい飲み会。

 そして今朝(8日)「ノーベル物理学賞を日本人3名が受賞!」という記事を目にし、夕べの興奮を再燃させながら報告記事を書いた。

報告:シンコーラミ工業株式会社  代表取締役 河原崎信幸


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