富士宮

7月に飲んで以来・・・人生の大転換期到来

7月某日に同友会富士宮支部青懇の仲間に誘われ、市内某所のうなぎ屋さんで飲みました。

その頃はちょうど父が入院しており、多忙と不安が入り交じった状態で、「忙しい!」と声にも心にも表れていて、自分自身がたてたスケジュール以外には、正直『勘弁してくれ』と心も身体も悲鳴をあげていました。忙しいって『心を亡くす』と書きますがまさしくその状態でした。

そうした私を見て、「次郎君。大変なのは自分だけじゃないんだよ。」とはっきり言われ、経営者、後継者としてのいろんなアドバイスをもらいました。ずばり的を得ていたため、「俺は悔しいよ!次会うときはもっと成長していたい!」と言って、その日は雨の中1人帰りました。

とても悔しかったと同時に、そこまで他の人にはっきり言ってくれる事が嬉しく『同友会、がんばってみよう。』と思いました。

その日から2週間もたたないうちに、園の理事長をつとめる父が永眠しました。正直5年間の闘病で、いつかはこの日がくると思って、後継者としてがんばらなくてはと覚悟はしていましたが、いざ、自分が後を継ぐ現実が目の前に来ると、不安で身震いしました。

そんな時私を支えてくれたのは、家族はもちろん、園の先生方、親友、在園児や卒園児の親御さん、そして子ども達、同友会の仲間、近隣の人たち等々、感謝で一杯になりました。

それと同時に思ったのは、もしも、私たちが幼児教育に力を抜き、子ども達を大切にしなくなったとしたら、支援してくださっている皆さん、父の葬儀に集まってくれた人たちを裏切ることになってしまいます。

日々の教育活動と同時に、経営理念や経営指針をしっかり創り出し、西ヶ丘幼稚園ってどういうところなのか、これからどうあるのか、わかりやすく伝わるように、取り組んでいきたいと思います。

そして、園の教育目標にもある「明るく 健康で 思いやりがあり 夢中になって がんばる子どもを育てる」の想いのもと、子ども達や親御さん、支援者の皆さんと共に心をたずさえて、元気で輝く毎日を送っていきます。

学校法人遠藤学園 西ヶ丘幼稚園 遠藤次郎


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