富士宮

9月度Aグループ会「テーブル長研修」が開催されました

9月26日(月)、富士宮駅前交流センター「きらら」会議室にて、県例会企画委員会を招聘してのオープンAグループ会「テーブル長(グループ長)研修」を開催しました。

出席 Aグループ:5名 他グループ:10名 県例会企画委員:3名 県事務局:1名 合計:19名

冒頭挨拶後、山村県例会企画副委員長より、「グループ長の役割・討議の進め方」を10ページにわたる資料を元に30分間、講義をして頂きました。

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迷子の三原則、ファシリテーション、柔らかい主張、フィンランドの小学5年生の会議ルール、開いた質問・閉じた質問など、キーワード満載の資料でした。

去年富士宮で開催のグループ長研修での資料よりも、大分バージョンアップが図られていて、初めて参加した会員にとっては多少難しい内容であったとは思いますが、時間がある時に再度ジックリと見て学習して頂ければ、理解出来るのではないかと思います。

続いて、グループ討議を行なうための講話として「人を生かす経営の実践」というタイトルで知久代表理事に15分間の「ミニ我が経営を語る」を行なって頂きました。

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短い時間ではありましたが、「企業は人なり」とは言うものの、独立開業した時には人件費を「コスト」と見ていたこと、立場は違えども社員と同じ人生・時間を歩んでいること、そしてその歩みに対する経営者の責任の大きさなど、グループ討議には事欠かないキーワードを散りばめた報告をして頂きました。

それを受けてのグループ討議(バズセッション)は、50分間。二人のテーブル長が25分ずつ受け持ち討議を進めました。テーマは、「あなたにとって社員とはなんですか?」でした。

個人経営や家族経営で、社員と呼べる人がいない企業から、100人を超える社員を抱えている企業まで、討議に参加した会員それぞれ「社員」の捉え方が違うので、この漠然としたテーマをどう絞って討議をするのかが、テーブル長にまず求められる裁量となるテーマでした。

最初に一般的な質問を投げ掛け、その反応によって、「この人はあまり良く分かっていない」「この人は、この問題に関してだいぶ悩みを抱えている」「この人は同友会のことが分かっているから、困ったらヘルプをお願いしよう」というように、討議に参加した人の特性を早期に把握することも、討議を円滑に進める上では大切な要素となります。

一度や二度テーブル長を務めたぐらいでは、円滑に討議を進められるテーブル長になることは出来ません。

討議が終わった後、うまく行かなかった原因を考え、自分の思い描いていた着地点との誤差がどの程度か把握し、それを次の討議で活かす、また反省する、また次チャレンジする、という繰り返しでしか上達する道は無いと思います。

10月はバズ例会ということで、バズセッションを60分間確保していますので、今回、テーブル長を務めた方は、今回の反省を生かし、まずここをリベンジの場としてください。

研修会終了後、場所を本町通り商店街のゴールドさんに移動して、懇親会を開催しました。

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知久代表理事、山村副委員長にもご参加を頂き、絶品の「ねぎ焼き」と「富士宮やきそば」を頂きながらの有意義な反省会となりました。


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