富士宮

10月度富士宮支部Cグループ会が開催されました

10月7日、10月度富士宮支部Cグループ会が開催されました。
今回は、『富士宮中央クリニック・医療の現場を知る』 と題し、富士宮支部会員でCグループのメンバーでもある富士宮中央クリニック理事・統括部長、加藤周平氏の担当で参加者総勢10人(加藤氏含む)で執り行われました。

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まずは加藤氏による院内の説明。院長初め、どの様なシフトで対応しているのかというお話から、診察室・採血室・レントゲン及びCTやエコー・胃カメラ検査の現場や、リハビリ・介護部門についての説明を受けました。

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ドクターに関しては、某大学の医学部の医局と連携して招聘はしているものの、昨今の医師不足によりこちらへきていただくのが難しくなっているというのが現状だそうです。

さらに、当クリニックの強み・弱みについても丁寧にお話していただきました。特に印象強かったのが、市立病院も含めてですが、この市内に於いて重大な外傷(複雑骨折等)を負った場合、それをこの市内で手当てができないという事です。救急で運ばれて来た患者さんを受け入れたとしても、わざわざ他の近隣の大きな病院に処置をお願いする事しかできないのが現状らしいのです。一刻を争うような重大な負傷をおった場合、やはり時間的制約の中で本来は可能であるべき治療が不可能になってしまうという事。つまり本来つなげることのできるものがつながらなくなってしまうという事。この現代において、知らず知らずの間に我々は、陸の孤島に追いやられてしまっていたのかもしれないのであります。

これは大方の中小企業の於かれている現状と一緒で、知らない間に蝕まれ、手足が壊死していっているかのように見えることと符号します。気が付いたら何も出来ない(回復不可能)ほどに弱りきっているのです。
しかし、その中で我々のできる役割とは何か?当クリニックを始め今回の参加したメンバー全員が前途多難な中でも強く生き残るべき戦略を持って経営に挑まなければなりません。

院内の説明を受けたあとですが、場所を移動し懇親へ全員参加。
その場では聞けなかった興味深い話を加藤氏にたずねながら宴は進んでいきました。
これを機会に、やはり顔を合わせ連絡を取り、良い仲間としてこの会を盛り上げて欲しいと思った次第です。

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