イントロセミナーが開催されました
10月29日(水)19時から、富士宮市立西公民館にて富士宮支部のイントロセミナーが開催されました。
支部の参加者は25名(オブザーバー参加の他支部会員5名)と、多くの方に参加していただけました。
また、普段の例会にあまり参加されない先輩方も多く参加されました。これは、報告者である鈴木高史氏が企画して始まった、「先輩経営者との交流会」によって生まれた世代間の絆だと思います。
同友会は、会員一人一人の生きざまを学ぶ会だと思います。会員の報告を聞き逃すと、暫くは聞くことができない。また、会員の渾身の想いを込めた言葉は、苦難を乗り越えてきた仲間だからこそ心に響きます。
鈴木氏の報告は、まさに同友会の学びの中だからこそ見つけられるもので、自主・民主・連帯や同友会理念など、同友会に入会して成長されてきた足取りを、とてもわかりやすく説明していただけました。
野球一筋の学生時代に「今、ここで頑張らずして、いつ、どこで頑張る、自分の力の限りを尽くし、精神の限りを尽くして頑張れ」を唱えながら、誰よりも早くグランド整備をしてきた日々。
「人間の可能性は無限ではない、有限だからこそその中で自分自身の最大を引き出せ」と恩師に教えられ、自分自分を見つめ決断した道のり。
今の鈴木氏の誠実な姿勢と強い意志は、高校球児の厳しい戦いの中から培われてきてことは、先輩経営者をはじめ富士宮支部の会員相互の繋がりを作り続けている今を見ると、うなずけることばかりでした。
同友会で見つけた何よりもすばらしいものは、「一生関れる仲間が出来た」こと。
「本音で泥臭く、包み隠さず自分を曝け出すことの出来る場所、それが同友会」と語る氏は、自動車業界の迎える本当の正念場に挑む。
今だからこそ「弱肉強食ではなく、適者生存」を唱え、よき仲間とともに苦難に立ち向かうその姿勢は、同友会の会員の極めるべき姿だと感じました。
報告:宇佐美健介(有限会社エージェントうさみ 代表取締役)