11月例会の下打ち合わせをしてきました
9月30日(火)、FUJIYAMA TAPASにて、11月例会で報告者を務めて頂くEN’S Group 遠藤崇浩代表と下打ち合わせを行ないました。(宇佐美支部長、阿久澤及び稲原例会企画委員)
すでに8月のグループ会でリハーサルを終えていたので、その時の資料を元に組み立てた内容を説明してもらいながら、重要なポイントをお互いに確認していくという作業となりました。
改めてお話を聞くと、遠藤氏の実行力とそのスピードの速さに驚かされます。
今回の例会タイトルとなる「経営理念で驀進あるのみ!止まってたら死んじゃうよ!!」の言葉通り「自分が良いと思ったことはすぐにやる」というスタイルを徹底して行ない、常にお客様の要望の先を走って来たことが、今こうして多くのお客様に支持される店となっている原動力であることは疑いようがありません。
飲食業界ならではの独立志向の強さで、従業員がひと通りのことを覚えた頃に独立してしまう際も「このお店で学んだことを全部持ち帰って構わない」と遠藤氏は言い切ります。
その店独自のノウハウを真似されて、商売敵としていきなり目の前に現れお客を奪ってしまうリスクを考えると「これだけは教えない」という秘伝のようなものがいくつもあるはずなのですが「半年後、1年後になれば、うちは全く新しいことにチャレンジしているから、彼らが今ここで学んでいるノウハウなんてすぐ過去のものとなって価値が無くなる」という言葉に込められた自信こそ、今まで遠藤氏が実行力とスピードの速さで積み上げてきた実績からにじみ出たものそのものではないかと思いました。
ただ、「すぐにやる」ということが朝令暮改的になってしまうこともあり、その度にスタッフを混乱させてしまうなんていう失敗も度々やってしまっているようです。
見せて頂いた「経営理念(Noblesse Oblige)」「従業員5つの約束」「笑顔とこころの10か条」「他責ではなく自責」そのどれもがストレートに心に響くものばかりですし、また、遠藤氏自身がその伝え方を一工夫させたことで、今ではシッカリと従業員全員に浸透し、これらを元に一人一人が考えて行動出来るようになりつつあるとのことでした。
順風満帆に行っているようですが、実は「悩みだらけ」なんだそうです。それも、ステージが上に進めば進むほどその悩みは大きくなり複雑化してきて、それを解決するために日々追われているとのことです。
それは、逆に言えば「問題が見えている」ということですし、問題意識を持たずに日々過ごしている人にとっては絶対に見えないものでもありますから、大いに悩んで行って欲しいと思いますし、富士宮支部で行なっている経営指針の会で、自社の今後5年間の経営計画を作成した時に「このままじゃ、ヤバイ」と感じ取れる感覚がある遠藤氏ですから、どんな悩みでも次々と解決して行ってくれると思います。
遠藤氏との打ち合わせ終了後、例会委員の2名は、そのまま残って食事とお酒を頂きました。
(こちらがメインでは決してありません、あくまで打ち合わせの延長で・・・)
早速、この店の大名物「生カキ」を頂きます。まだまだカキのシーズンとは言えない9月末だと言うのに、大振りでプリプリの生ガキがここ富士宮で食べられるというのはなんとも言えない幸せであります。(左が北海道厚岸産、右が岩牡蠣)
これも、県内2人目、県東部では唯一のオイスターマイスターの資格(全国で100名程です)を取ったからこそなのですが、実はそれ以上に大切なのが、遠藤氏みずから牡蠣の産地に出向いて牡蠣がどのような環境で生育されているかを自分の目で確認し、さらにそこで丸一日実際に手伝いをすることで得られた、生産業者との信頼という財産だったのではないかと思います。
だからこそ、夏場の天候不順で生育の良くない時期でありながら、これだけの牡蠣を仕入れることが出来ているのだと思います。
お酒と生カキで、完全にノックアウトされてしまいましたが、もう一つの名物であり自信作のパエリャを頂くことが出来なかったことを残念に思いつつ、お店を後にしました。
次回は大人数で行って、絶対にパエリャを食べましょう!(って誰に言ってる?)
11月例会は、11月14日(金) 19:00~ 志ほ川バイパス店で開催されます。
オブザーバー、他支部の方を含め、大勢の方に遠藤さんの話を聞いてもらいたいと思います。