板橋工機(株)河合浩史氏と、例会の下打ち合わせをしてきました
8月24日(月)、10月オープン例会の講師を務めていただく、板橋工機(株)河合浩史代表取締役を稲原・阿久澤の例会企画委員2名で訪問しました。
今年3月に横浜で開催された第45回中小企業問題全国研究集会第5分科会での報告内容がとても良く、機会があれば富士宮支部でも報告してもらおうと考えていたところ、今年10月に愛媛県松山市で開催される第18回障害者問題全国交流会第1分科会で報告することが決まったことを知り、「直前リハーサルを兼ねて富士宮で報告して頂けませんか?」というオファーを出したところ快諾を頂いた、というのが10月例会の講師に河合氏が決まった経緯となります。
3階応接室で、例会内容の打ち合わせをしながら、いろんな話をさせて頂きました。
ご自身のこと、会社のこと、障害者問題への取り組みのこと、支部のこと、などなど、どの話もとても為になるものばかりでした。
障害者問題に積極的に取り組んでいた河合氏は、自社の主力商品である省力化機械が結果として納入先の障害者の働き場所を奪ってしまったという現実を目の当たりにし、自社の進むべき方向が果たして正しいものなのか大いに悩みます。
そんな状況を作成中だった経営理念の科学性を徹底的に見直すことで突破口を見いだし、そしてそれがやがて「障害者の作業効率をアップさせる機械」という新規事業を生み出します。
このあたりが10月例会での報告の中心となりますが、これ以上の内容はネタバラシとなりますので割愛させていただきます。(10月例会まで楽しみに待っていてください)
質問に明快に回答して頂いた頭の回転の良さと終始笑顔を絶やさない人柄の良さにスッカリ刺激を受けた2名は、途中で道を間違えるくらい活発な意見交換を行ないながら富士宮に戻っていきました。(役得な一日となりました)