富士宮

第4回市役所職員との意見交換会

10月22日(木)、市役所4階会議室にて、第4回市役所職員との意見交換会が開催されました。
(出席 市役所:8名 同友会:10名)

今回は、市役所側より「人口減少に打ち克つための施策展開」をテーマに、既に始まっている人口減少社会に向けて富士宮市が取り組み出している施策について意見交換を行ないました。

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出生数の減少による自然減のスピードを少しでも遅らせるためには、結婚・出産・子育てをしやすい環境を整え、より多くの若い世代の方々にアピールしていくしか方策がありません。
若い人たちが自然に集まる場としての大学が存在しない富士宮市にとっては、「出会いの場」をいかに作り上げていくかが当面の課題となりそうですが、「秋祭り」「同級会」「成人式」などの集まりを利用することが一つの解決策として提案されました。

移住・定住を促進し社会動態を増加に持っていこうという動きは、即効性のあるとても有効な施策ではあるのですが、どの地域も社会増をしようと必死になっているので、中途半端で分かりづらい施策では効果が出ません。
その中で、移住・定住を考える人たち向けの情報を網羅したポータルサイトについて、現実的具体的に示す内容と、夢を語る的な内容をセットでアピールすべきとの意見が出されました。

Uターンについては多くの会員がまさにこれから直面する問題として捉えていて、切実な意見が多く出されました。
長期的に見れば、児童・生徒のうちから「地域で働くことの意義」を教えていくことが大切であるという意見が出ました。
また、短期的には、より有効な就職ガイダンスを実施するべきということで、早速、来年度より具体的に動き出すことになりました。

現在富士宮で暮らしている人にとっても、これから富士宮で暮らしたいと思っている人にとっても、「安心して働ける場」が無ければなりません。
そのためには、我々中小企業家と行政各部署が一体となって知恵を絞り振興策を考え実施し、「魅力ある地域」=「豊かな雇用のある地域」を実現していくことが求められます。


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