県経済の現状と今後発展するポテンシャルを持つ中小企業像
静岡県経済の現状と、今後発展するポテンシャルを持つ中小企業像
1月9日(金)志ほ川 参加 42名
静岡県中小企業家同友会富士宮支部、新年例会が開催されました。宇佐美支部長から念頭の挨拶で開幕。
そして、例会講師として、山本義彦氏(静岡大学名誉教授、静岡県中小企業家同友会顧問)をお迎えして表題について報告をしていただきました。
ご高齢であるにもかかわらず終始立ったまま、よく通るはっきりした声でのよどみない、しかも熱い語り口。これだけでも我々若者はもっとしっかりしなければ!とパワーをいただいたように思います。
今後企業が発展していくには、よく巷で話題になる「静岡県は○○出荷額が全国1位!」等のお国自慢的な成功体験を乗り越えていくことが必要。工業だけでなく農業、水産業も発展してきた我が県においては同友会的な異業種交流が意味を持つし、伝統をしっかりおさえた産業発展が地域振興の肝とのこと。
今回この例会のためにご用意くださった100ページ以上にもおよぶ数値データに基づいたオリジナルの報告資料は大変参考になる貴重なものと思われます。
1時間と言わず2時間いや半日は聴いていたい、これからの中小企業のあり方を考えさせられる、新年にふさわしい大変ためになる例会でした。
九川 治喜(丸山工業株式会社・富士宮支部)