「タコ社長の独り言」 日本ベルト工業 藤原社長に学ぶ
5月28日の青懇部会では、静岡県中小企業家同友会沼津支部より、日本ベルト工業株式会社 代表取締役 藤原博美様を講師としてお招きし、講演いただきました。 ベルトでなんか儲からないよ、と周りからは言われ、創業当時は大変なスタートだったようですが、多くの課題を乗り越え、「お客様の生産ラインを止めるな」をキャッチフレーズに、社員一丸で業務に取り組んでおられます。
■藤原社長の話を聞いて
お話の前提に、藤原社長様の、自分に対する厳しい評価があること。そのために、話のすべてにおいて「謙虚な学びの姿勢があること」
だからこそ、たとえば、社員から社長自身のしたミスを指摘された時でも、素直に間違いを認めることができ、すぐに対応、反映できる事ができているのではないかと思います。これは、同友会精神「謙虚に学びあい現代の経営者に要求される・・・」のとおりだと思います。
役職、立場を超えて、お互いに、 素直に言いたいことがいえる社風づくりは、自分も実践したいと思いました。
また、拝見させていただいた経営指針書も、藤原社長はじめ全社員で作り上げられており、各部署での問題定義や、目標意識が感じられ、経営者の目、社員の目、それぞれの視点でバランスがとれたものになっていると感じました。
社員一人ひとりに伝えて生きたいことを「タコ社長の独り言」
有限会社エージェントうさみ 代表取締役 宇佐美健介