富士宮

県定時総会記念講演 福岡同友会 福友支部 山田秀樹氏 (5月10日)

県総会終了後の記念講演は、福岡同友会の山田秀樹氏(日本ビルケア株式会社 代表取締役)。自身が所属する福友支部での会員増強取り組みの実践報告をして頂きました。

報告者の自己紹介、福岡同友会及び福友支部のザックリとした紹介に続き、今回の本題である18年間連続して毎月入会を達成し現在も継続中である、その増強取組みについての実践報告をして頂きました。(毎年入会ではなく、12ヶ月×18年=216ヶ月連続入会!)

何か特別な仕組みや秘訣があるかと思いきや、結論から言えば、静岡同友会や富士宮支部での取り組みと何ら変わりは無く、目新しく感じる取り組みは特にありませんでした。逆に言えば「増強に王道(近道)なし」ということであります。

ただ、今回の報告から、自分なりの会員増強ステップを考えてみると、
①まず、取り組むこと
②それを継続していくこと
③継続していく中で改善していくこと
④継続した取り組みが習慣化されること
⑤習慣化が、やがて文化となること
⑥文化の積み重ねが、歴史となること
という流れになるのではないかと思いました。

福友支部でも、当初は知人やご家族を入会予備軍としてプールしておいて、入会がゼロになりそうな月には予備軍から入会させるという、多少ズルッぽいことをしていたようなのですが、10年近く継続し取り組みが習慣化された頃からそのようなことは皆無になったとのことです。

日々こつこつと積み上げることでしか到達出来ない高みがあることを実感した講演でしたし、また、当支部が取り組んでいる方向性が間違っていないことも実感した報告でもありました。

もちろん、既に⑥の領域に到達している福友支部に比べて、富士宮支部は①から②にステップアップしようともがいている最中の、まだまだ未熟な存在であります。まずは②を、そして③へと、あせらずゆっくりとでも順次ステップアップをしていきたいと思います。

ただ、決定的な違いが3点。ひとつは、女性会員の割合が高くて、全体の1/4は女性会員であること。もうひとつは、「知る会」(静岡だとイントロセミナー)を徹底的にゲストに寄り添う会にしていること。最後のひとつは、支部内組織を縦横で串刺しにしていること。

これらの違いを含め、まずは、山田氏の実践報告を支部内に持ち帰りたいと思います。


  • 富士宮支部
  • 静岡県中小企業家同友会
  • jobway
  • DOYUNET
  • 同友会会員検索
  • 同友会活動支援システム

過去記事