富士宮

静岡支部7月例会、宇佐美健介氏の報告に参加して来ました

7月12日(火)、静岡市葵区のペガサートでの静岡支部7月例会にて、宇佐美健介氏が報告をするというので、オブザーバー参加をしてきました。
【参加 宇佐美氏(報告者) 簑氏(まとめ) 鈴木高史氏 稲原氏 エージェントうさみ社員3名他】

タイトルは、「中小企業振興基本条例に故郷への想いをこめて、未来の子供たちに手渡す地域社会をつくろう ~強い想いが人を動かし、仲間を集め条例をつくる~」で、今年2月に香川県高松市で開催された第46回中小企業問題全国研究集会 第15分科会での報告内容を熱い想いを載せて語って頂きました。

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リハーサルや支部例会での報告等、既に4回ほど聞いていた内容ではありますが、聞くたびごとに内容が良くなっていて、今回は、前半では中小企業憲章・条例の歴史と現在地、そしてその必要性、富士宮市における条例運動の内容等を落ち着いてゆっくりと人にやさしく語りかける口調で分かり易く説明をし、後半では同友会から学び変わった自分と題して、同友会での愚直な学びの重要性を、想いを載せて語って頂きました。

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宇佐美氏を語る上で欠かせないキーワードが「地域の未来(故郷への想い)」です。
これは、娘さんを通して小中学校のPTA・部活・地域のお祭りなどに積極的に参加して感じてきたことであり、その想いと条例とが自分の中で結び付いたことが、宇佐美氏の支部長時代に条例が制定された大きな原動力ではなかったかと思います。

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バズセッション後、簑氏が今回の報告のまとめをしてくれましたが、富士宮市の条例の内容に言及し、「条例は行政だけがやるものではない。市民の理解も必要ですし、何よりも我々中小企業家の努力が前提となっているのです」と力強くまとめてくれました。

ただ、少々残念であったのは、最前列に空席が目立ったり(前に来るように促しても来ない)、遅刻者が多かったり(開式が遅れる)、自身が主体となって動かなければ何も始まらないという報告内容なのに「どの程度の陳情が集まったら、条例を作ってくれるのですか?」などと言うトンチンカンな質問があったり、「まあ、堅苦しい内容は置いといて」などと次月例会の案内をしたり、報告時間を短縮させたり(バズの時間確保は理解出来ないことはないけれども、あの導入部分が条例の前文につながる大切な部分だという認識が無い)と、全国レベルでの報告が今まさにここで行なわれているという認識が薄く、結果、自身の学びの姿勢や報告者に対するリスペクトが少し足りないように感じました。

県例会企画委員長の立場としてでは無くて、宇佐美氏の応援団として富士宮支部から参加した一会員として、苦言を呈したいと思います。


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