11月13日 10月度振替青懇開催 「同友会だからこそできる良い会社・儲かる会社はこうしてつくる」
2013年11月13日開催された青懇は、知久代表理事を講師としてお
迎えし、「同友会だからこそできる良い会社・儲かる会社はこうし
てつくる」というテーマで執り行われました。
昨月10月15日に開催の予定だったのですが、台風の影響で交通機
関の乱れや道中の安全を考慮して延期という事にさせて貰っており
ました。しかし、打ち合わせに伺ったときの知久代表理事の所作や
振る舞いにえらく陶酔してしまったものですから、延期とはいえ一
日でも早く開催したいとの思いで今回にこぎつけました。
実は今回も、当日にのっぴきならない予定が支部内で発生してし
まい、その調整にも四苦八苦しながら時間調整や短縮というある意
味苦肉の策を講じての対応となりました。
開催の前に、経歴の紹介のところで疑問を抱いていたので先に代
表理事に質問をしてみました。それは、「学生時代、理学部で化学
を専攻されていたのに何故税理士になられたのか・・・」という事
です。「では、その話から入りましょうか・・」というお返事。実
際、話の冒頭はそこから入っていただく事となりました。
実際話を聞いてみると、”大病を患いながらの学生時代”高校時代
の退学・編入””入社してすぐオイルショック””赤字の会社を心
配し、今後生活の手段として資格を取った。””実務経験を積む為
に退社、修行にでる”等々・・・その部分だけでも温和な性格・風
貌とは想像できない経歴を積んでおられた事に驚愕いたしました。
なかでも、「赤字の会社の総務部長が、業務時間中にゴルフの練習
をしているのを見て”駄目だ”と思った・・」のさわりが印象深か
った。富士宮支部の先輩会員の話でよく出てくる、「社長に嘘をつ
かれた・約束を反故にされた為に退社し独立した」に繋がるのだと
感じました。結局その会社はそれが全てではないのでしょうが、知
久代表理事という素晴らしい人材(財)を失った事になる。これは
大事な事で、人として、ましてやトップとしてのスタンスはどうあ
るべきかを再確認した思いであります。
その後、同友会への入会(同友会歴23年)からその良さを知るに
至った経緯、私達に伝えたい事を語っていただきました。が、それ
を文章にすると膨大になると思うので、私の小汚いメモに記したも
のを箇条書きにしてみました。参加者それぞれ受け止め方や学んだ
事は違うと思いますがあえて書きます。
「同友会に入会し、3つの目的に惚れた・・・」
・志や理念が大事出るということ。
・目標とする会員を見つける。
・あの人がいるなら同友会に入りたいと思える人間になる。
・入会し、いろんな役をやらせてもらったからこそ素晴らしい人達
と出会えた。
・全国大会に参加する意義(様々な準備をすることも学び)そして
参加したからこそ素晴らしい出会いがある。
・自分で受けた役・参加した行事において積極的に何かをしようと
すれば、それが学びとなる。
・出席をしないものにはチャンスがない。
・会員交流をもとに仲間を作る事で、無料の社外重役ができる。
・但し、同友会にどっぷりつかるのはよろしくない。
同友会で学んだ事を「自主・民主・連帯」の精神をもとに実践すれ
ば、自ずから経営はいい方向に向かうはず。「良い会社にしよう・
良い経営者になろう・良い経営環境を作ろう。」そして「自分がこ
うなろうと思った人間(会社)になるんだ!」という思い。それを
実現するには、経営指針(理念や経営計画)は必須であり、それら
を学ぶツールが同友会にあるのだという事。それが「同友会だから
こそできる良い会社・儲かる会社はこうしてつくる」に繋がるのだ
と学ばせていただきました。
本会終了後、「深新の会(二次会)」に移行。その場で参加者皆が
知久代表理事への謝辞と感想を述べる機会を作りました。どなたも
深く感じ入ったものがあり、持ち帰るものが多かった思います。同
友会では実践してこその学びでありますので、今後の参加者の活躍
に期待します。当然私自身もですが・・・
同友会富士宮支部のFBページにも詳しく記載があります(私ではありません)。是非、ご覧くだ
さい。