10月18日、市川製材さん於いてA、D合同の10月グループ会が開催されました。
本来ならば昼から集合して、中野信幸さんご主導のもとウォーキングの会を開催し、その後市川さんでお風呂をいただき懇親会を行う予定でしたが、10月の週末ということで色々と予定が入ってしまっていた人が多く、やむなくウォーキングのほうは中止しお風呂の会のみの開催となりました。
以前から話では聞いていた市川さんのお風呂ですが、実際に伺うのはこれが初めて。驚きと感動を覚えながらさっそくいただき、リラックスした雰囲気のなかグループ会を開会しました。
市川さん、京極さん、中野さんとベテラン会員の皆さんを中心に、地域の話から歴史、世界、宗教、果ては宇宙に至るまで、非常に幅広い話が活発になされました。もちろん同友会やそれぞれの仕事、現状に関してもじっくりと話し合うことが出来ました。
裸の付き合いとはよく言いますが、このような場で顔を合わせ話すことにより、お互いに普段では分からない違う一面を発見することが出来ると思います。また、この場所で何度も語らいを重ねてきた先輩方の姿を思うと、同友会の奥深さをまたひとつ知ることが出来た気がして、感慨深いものがありました。
最後に、今回は残念ながら断念しましたウォーキングの会ですが、次の機会には日程等万全にして開催したいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。
内容:自動車部品工場見学会!(オープングループ会)
日時:10月22日(水)15:00~17:00
場所:丸山工業株式会社 → 有限会社鈴木製作所 → 株式会社中里メッキ
担当者:九川治喜
参加者 : 12名
自分の業界では当たり前の空気というものが、他の業界から見るとかなり別世界に映ることがあるかと思います。今回のEグループ会ではご要望にお応えして、同友会の会員でもある自動車部品関連会社3社をハシゴで工場見学させていただくという企画でした。
本当に限られた時間の中でしたので、
・自動車業界の概略をご理解いただく
・自動車業界の末端の現場の空気を感じ取っていただく
ことに的を絞ってのスケジュールとなりました。
2万〜3万点の部品から出来ていると言われる自動車。
基本はそのどれか一つでも欠けると自動車になりません。
部品の分野としては、車体骨格関連、ドア類、エンジン関連、吸排気関連、燃料タンク、ミッション関連、ブレーキ関連、タイヤ類、ランプ類、インパネ関連、ハンドル、シート、内装、ガラス類、オプションパーツ・・・と多岐に渡り、それらを構成するたった一つの部品を作るのにも複数の会社の連携が必要となる場合が多々あります。
ゆえに自動車関連産業のすそ野は非常に広いと言えます。
自動車メーカーが企画したクルマは部品毎に図面にされ、1次メーカー(Tier 1 とも言う)に展開されます。1次メーカーは必要に応じて2次メーカー(Tier 2)に展開します・・・のような形でサプライチェーンが形成されていきます。
どの業界も同様かと思われますが、我々自動車業界のサプライチェーンの末端を担う中小企業は厳しい品質・コスト・納期と日々戦っております。
参加者の方々にとって今回の工場見学は・・・「騒音が・・・」とか「煙が・・・」とか「ニオイが・・・」とか言った感想も持たれたかと思いますが、概ね満足していただけたようです。
快く工場見学をお引き受けいただいた有限会社鈴木製作所の鈴木社長、株式会社中里メッキの渡邉専務、今回は本当にありがとうございました!
雨で足元の悪い中ご参加いただきました皆様、大変お疲れさまでした。ありがとうございました!
丸山工業の食堂にてブリーフィング。
丸山工業(プレス加工)の現場の写真は撮り忘れてしまいました・・・。
順送プレスにより早く正確に製品が出来ていきます。
パイプ加工では無人でパイプを曲げている設備が目を引いていました。
鈴木製作所さん(スポット溶接、プロジェクション溶接)の現場見学。
職人ワザにより次々とナットが溶接されていきます。
中里メッキさん(亜鉛等のメッキ、カチオン塗装)の現場見学。
パイプの内部にもメッキ可能!という特殊技術を持っています。
鉄の上に金属をコーティングするのがメッキ、
鉄の上に樹脂をコーティングするのが塗装・・・なんです♪
10月19日(日)に4支部(富士宮、富士、沼津、静岡)によるソフトボール大会が村山ジャンボにておこなわれました。
各支部とも楽しみながらも白熱した闘いが繰り広げられました。
乱打戦を制したのは、富士宮支部で、見事に2連覇を達成しました。
試合終了後は、富士支部にバーベキューを用意して頂き各支部とも健闘を称えあいながら楽しみました。
ありがとうございました。
★報告:鈴木智道(丸鈴製菓)
10月7日、10月度富士宮支部Cグループ会が開催されました。
今回は、『富士宮中央クリニック・医療の現場を知る』 と題し、富士宮支部会員でCグループのメンバーでもある富士宮中央クリニック理事・統括部長、加藤周平氏の担当で参加者総勢10人(加藤氏含む)で執り行われました。
まずは加藤氏による院内の説明。院長初め、どの様なシフトで対応しているのかというお話から、診察室・採血室・レントゲン及びCTやエコー・胃カメラ検査の現場や、リハビリ・介護部門についての説明を受けました。
ドクターに関しては、某大学の医学部の医局と連携して招聘はしているものの、昨今の医師不足によりこちらへきていただくのが難しくなっているというのが現状だそうです。
さらに、当クリニックの強み・弱みについても丁寧にお話していただきました。特に印象強かったのが、市立病院も含めてですが、この市内に於いて重大な外傷(複雑骨折等)を負った場合、それをこの市内で手当てができないという事です。救急で運ばれて来た患者さんを受け入れたとしても、わざわざ他の近隣の大きな病院に処置をお願いする事しかできないのが現状らしいのです。一刻を争うような重大な負傷をおった場合、やはり時間的制約の中で本来は可能であるべき治療が不可能になってしまうという事。つまり本来つなげることのできるものがつながらなくなってしまうという事。この現代において、知らず知らずの間に我々は、陸の孤島に追いやられてしまっていたのかもしれないのであります。
これは大方の中小企業の於かれている現状と一緒で、知らない間に蝕まれ、手足が壊死していっているかのように見えることと符号します。気が付いたら何も出来ない(回復不可能)ほどに弱りきっているのです。
しかし、その中で我々のできる役割とは何か?当クリニックを始め今回の参加したメンバー全員が前途多難な中でも強く生き残るべき戦略を持って経営に挑まなければなりません。
院内の説明を受けたあとですが、場所を移動し懇親へ全員参加。
その場では聞けなかった興味深い話を加藤氏にたずねながら宴は進んでいきました。
これを機会に、やはり顔を合わせ連絡を取り、良い仲間としてこの会を盛り上げて欲しいと思った次第です。