新年、明けましておめでとうございます。
平成22年がいよいよスタートしました。
昨年は、まさに大変な年でした。世界同時不況が起こり、日本においては政権交代も重なり、今まで経験したことがない位、世の中が大きく変化した年でした。
我々中小企業家同友会のメンバーも、まさに激変の中で新しい年を迎えました。
ピンチはチャンスであるとよく言われますが、今回の激変はかなり手ごわく次なるチャンスをつかむことは簡単ではなさそうです。
しかし、我々の状況に関係なく世の中はどんどん変化し、決して前のようにはもどることはないでしょう。
ならば我々がいち早く変化を先取りし、我々自身が変わることで未来にうまく対応なければ、持続することもさらに発展することもできません。
そのためには、知恵が必要です。
1人の知恵より2人の知恵、さらに多くの仲間と知恵を出し合い、自分を磨き、廻りも磨き、この状況をみんなで打破しましょう。
より多くの仲間と知り合い、磨きあえるようにさらなる仲間作りをしていきましょう。
本年も、よろしくお願いします。
静岡県中小企業家同友会 富士宮支部
支部長 池谷達也 (合資会社池谷文具店 代表社員)
11月末に障害者雇用のフォーラムに参加をしました。その中で、富士宮支部会員でもある、富士山ドリームビレッジの林さんがコーディネーターとして、パネルディスカッションが行われました。その中で、雇用する企業の代表としてある県内大手企業の役員の方がパネラーとして参加されておりました。
このフォーラムでは、いわゆる美談として取り上げられる事の多い障害者雇用ではあるが、現実問題はどうなのかを掘り下げる事をテーマに行われており、パネラーも各々の立場である程度の本音の話を語ってくださいました。
話が進むなか「企業が障害者を雇用することの意義」について企業経営者として尋ねられた前述の大手企業の方の話が、「本音の話をさせて頂くと、我々は株式を上場している企業でございます。ですので、ステークホルダーとしての優先順位は、やはり第一に株主です。第二に顧客そして社員や家族、第三としてCSRとしての法令遵守をするうえでの法定障害者雇用率の達成となります。」ということだった。
もっともの話である。理屈もいちいち理解出来る。・・・が、何か違和感というか疑念というか・・・しっくりとこないのである。私が上場企業の経営責任者だったらきっと同じく考えるのだろう、けど。
現在、支部の経営理念委員会にて経営理念作成に取り組むなかで、大企業とは違った視点が大事なのだと実感している。企業として、経営者として地域社会に必要とされる、アテにされる存在として地域と共に会社を経営出来る存在になっていかなくてはと考えている今、障害者雇用だけではなく自分の目指す方向性を再確認出来たフォーラムになったなと感じました。
余談ですが、このフォーラムで宮城島元清水市長とお会いしました。私が以前やっていた青年の船の出航式にて来賓でお越しくださった当時の宮城島市長が
「青年の特権は失敗が許される事だ、失敗を恐れず何事にもチャレンジしてきなさい。」
とエールを送ってくださった事を思い出しました。また違った会合で、中同協の鋤柄会長が
「同友会でいっぱい恥をかけ、悔しい思いをたくさんしろ。そしてなにくそと思って勉強しなさい。」
と仰っていた事も思いだし、最近同友会でもちょっと守りに入っている自分に気づき、よし気合いを入れ直そう!と
気持ちを奮い立たせました。
富士宮清掃有限会社 穂坂勝彦
ゴルフを始めた若者は大抵飛距離に興味を持ちます。ちなみに私もその中の一人です。どんなドライバーが良いのか、どんなシャフトが良いのか。技術はともかく大きく振り、道具に頼ろうという間違えた考えをしている一人です。
では、今回はシャフトの調子に関して説明しましょう。
調子は『キックポイント』などと呼ばれています。ドライバーのシャフトには先調子・中調子・元調子とあります。
簡単に説明すると、先調子は先がしなり手元がしっかりとしている。(石川遼選手が使用してるツアーADのEVがこのタイプ)中調子は同様に真ん中がしなる。元調子は手元がしなる。(タイガーウッズが使用している白マナはこのタイプ)
どこがしなりやすいのかによってドライバーショットの弾道が変わります。先調子は高弾道になり飛びやすい。元調子は低弾道になりショット精度が上がるという特徴があります。
調子だけでは一概に言えない部分はありますが、スイングタイプによってによってその人に合った調子もあります。また、スライスが出やすい人は中調子、フックが出やすい人には元調子とも言われます。
今回はシャフトの調子について記載いたしました。ただシャフト選びには『調子』だけではなく、『トルク』『重さ』『硬さ』などがあり、その組合せによっても上記の内容が変わってきます。何度も試打に行き自分にあったシャフトを見つけ、コースへ行った際にその具合を確認し満足をする。スコア以外の楽しみでもあります。
結局はこの調子だから飛ぶというわけではなく自分にあったシャフトが一番飛距離が出るでしょう。
最後になりますが、一番飛距離を出すには・・・・芯で打つことだそうです・・・。
何事も一緒ですよね。お仕事の面でも、いつも芯で、お客様のニーズをがっちり捉えて、良い製品を作り続けていきたいと思います。
■シンコーラミ工業株式会社の道具マニアNAOYAより
12月11日金曜日、静岡県中小企業家同友会富士宮支部、忘年会例会が、富士宮市内クリスタルホールパテオンにて開催され、会員40以上、家族などゲスト20名以上、あわせて60名以上で賑わいました。
元気な開会宣言、そして池谷支部長の挨拶、事務局から一年の総括、ソフトボールの勝利の報告など、振り返りながらスタート。
開宴後はバンドや抽選会などお楽しみもあり。今年は趣向を変えて、70年~80年代のポップ、ロックを中心とした楽曲のバンドで盛大に盛り上がりました。ビートルズ、レイチャールズなど、往年の名曲で誰もが体もはずみました。
大きな変化のうねりの中で、皆それぞれにステップアップ、経営改革、事業転換など、会社自身、自分自身を見つめながら、私たちがその価値、魅力を最大限発揮できるよう、日々事業経営に取り組んでいます。
良い会社づくり、良い経営者になる、良い環境・地域をつくる為に集い学び合う同友会の交友を深め、労をねぎらいあった素敵な忘年例会となりました。また、経営者を支える家族、子どもたちも多数参加、多くの元気をもらいました。ありがとうございました。
なお、12月、また新たに2名の入会者があり、さらに支部の活動が活気づくことと思います。もうちょっとありますが、ひとまず、今年一年お疲れ様でした!
報告:富士宮市支部Eグループ