開講日 10月28日
講師 静岡大学 法科大学院 大江泰一郎教授
題目 市場経済と法文化 ~ 中国とロシアの場合
「比較法」という聞きなれない学問の解説から講義が始まった。まず日本の司法改革が、「根回し社会」から「訴訟社会」へ向かっていることに疑問を投げかけ、「法は道徳の最小限」であることを考えると、日本に「訴訟社会」としての「法文化」が育つであろうか、そして「法文化」とは何か?
富士宮中小企業大学 第三講報告
開講日 10月21日
講師 静岡大学人文学部 鳥畑興一教授
講義 「エネルギー問題 ~私たちは何を選択すればよいのか~」
10月21日 第三講は、先生が国際金融のスペシャリストということもあり、最近の商品市場に視点を置いて、金融市場と一体化されてしまったために起こった混乱、そのメカニズム、これからのあるべき姿について語ってくださった。
01年にITバブルが崩壊すると、投資マネーは住宅市場や原油・穀物市場へ流入していったため、住宅・原油・穀物の高騰を招いた。市場の価格決定が需給のバランスではなく、投機によって価格決定するようになっていった。
原油価格の高騰はエネルギー転換に貢献するかと思われたが、CO2排出量の多い石炭にシフトしていった。
富士宮市中小企業大学 第二講報告
開講日 10月14日
講師 静岡大学人文学部 准教授 水谷洋一
題目 洞爺湖サミットから ~ 低炭素社会の実現に向けて
報道を通じて、理解しているようで解かっていない。
自らが生活している地球環境なのに自覚していない。
そんな難解な問題を、水谷先生は軽快な語り口で一気に講義を進めてくださった。
始めに現在の環境の激変がもたらしている地球上の現象。北極においては、海氷の融解が進み北極点に立つ事ができず、30年後には北極の海氷が消滅すると言われている。
静岡県中小企業家同友会 富士宮支部の10月例会は、富士山ドリームビレッジ代表取締役、林博道さんに講演頂きました。
清水に生まれ、教育者が多い家庭環境で育ち、小さい頃から福祉の道に進むことを確信。海が大好きで、海洋学部か、福祉学部かの選択に迷うも、今しか勉強はできないと、福祉の道に進みました。
その後公務員となり10年程福祉の仕事に携わりました。自分なりに考える福祉のあり方を追求したいと退職。塾の経営を経て、福祉関連事業に取り組むも、最初は失敗の連続で挫折感を味わい、もうやめよう、と思い詰めた事もあったそうです。 しかしある時、障害者の子の親御さんからサッカーの監督を頼まれ、一所懸命で最高の笑顔を見せる子ども達とふれあい、励まされて再び奮起。