12月4日静岡大学連携講座も10回目を迎えました。この日の講義を担当したのは、富士宮支部の青懇で活躍している簑威頼氏。有機性廃棄物を再資源化し、肥料として販売。食品の循環システムでコスト削減を提案しました。
開講日 11月18日
講師 東京農業大学 応用生物学部 大西章博助教授
題目 発酵の不思議 ~小さな働き者の世界~
大西先生の実家は酒屋、醸造に興味を持ち東京農大へ、自らを称して微生物オタクと言う。
醸造とは微生物を巧に操り、発酵食品を造ること。米から日本酒、麦からビール・ウィスキー、大豆から味噌・醤油等、様々な原料に、様々な微生物を働かせることによって発酵食品は造られる。
近年、醸造科学の分野は食料・医療などのライフサイエンスに止まらず、環境技術に貢献する醸造環境学分野等、多方面に発展している。
開講日 11月11日
講師 静岡大学人文学部 山下秀智教授
題目 宮沢賢治の世界
詩人・童話作家として知られている「宮沢賢治」だが、その作品と壮絶な生き方は、いまだに多くの学者の研究対象となっている。
岩手県で裕福な家庭に生まれ育った賢治は、農民の貧困の上に生活していることに罪を負い、家業継承を生涯拒否し、父の行き方に羞恥心を感じた。賢治にとって人間関係・家族関係は大きな抑圧であり、そのなかにおける自分の存在は罪でしかなかった。それは賢治の作品の特色である(人間)関係性の不在に現われている。
開催まであと2週間を切りましたが、2008年11月22日に静岡県中小企業家同友会、第22回全県経営フォーラムin沼津が開催。「人が変われば企業が変わる~今こそ「労使見解」に学ぶ~」をテーマに、記念公演、第1~6分科会の講演、懇親会が催されます。
第4分科会では、「事業承継」をテーマに、当富士宮支部からシンコーラミ工業株式会社代表取締役の河原崎信幸氏、社長の長男であり常務取締役の河原崎哲哉氏、次男であり取締役部長の河原崎直哉氏の三氏が講演します。